水産庁で外国のライセンス制度
調査結果を発表
第1回遊漁施策研究会の概要も発表

「外国の遊漁制度に関する調査」

 水産庁がホームページ「遊漁の部屋」で主要10カ国を対象に、遊漁に関する規制措置、管理措置を照会した「外国の遊漁制度に関する調査」の結果概要を公表します。

 ライセンス制(海面、内水面)に関して特に詳細に調べられており、こうしたテーマとしては、我が国でも初めての専門資料となるだけに、大きな注目を集めるものとおもわれます。全釣り協でも、これがそのままライセンス制度の是非論に繋がる短絡的なとらえかたをするのではなく、我が国で今後構築されるであろう「釣りに関する新しい秩序」への考え方の資料として、釣り人のみなさんに、強い関心を持つことを希望しています。

「遊漁施策等に関する研究会」
また、7月2日(土)に東京海洋大学で開かれた「遊漁施策等に関する研究会」(漁業経済学会主催、水産庁協賛)の概要が同ホームページ及び漁業経済学会のホームページに掲載されました。
それによれば、研究テーマは、
@ 資源問題(利用量把握、種苗放流等)
A
制度に関わるもの(釣りのライセンス制、費用負担等)
B
遊漁船業及び地域振興における遊漁
C
内水面における遊漁
のそれぞれの問題に的がしぼられることになっています。
いずれも「釣り」が現在抱えているものであるだけに、ここで行われる議論が、「釣り」の将来に大きくかかわってくる可能性があると考えられます。また、テーマの内容が詳細なものになっていく場合、必然的に当事者である釣り人の意見も求められることになるため、あらかじめ全釣り協内部に、各テーマごとの研究部会を設置することが考えられます。

 遊漁施策に関する研究会の今後については
次回:9月10日(土)東京海洋大学品川キャンパス 研究テーマ:「遊漁船業をめぐる諸問題」が予定されています。公開なので釣り人の傍聴も可能です。
研究会は引き続き開催され、本年度は平成17年9月、11月、平成18年1月、3月の計4回(7月を含め5回)に開くことが予定されています。


水産庁のホームページ「遊漁の部屋」http://www.jfa.maff.go.jp/yugyo/what/index.html
漁業経済学会のホームページ
 
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsfe/ 

 

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