公認フィッシングマスター制度について
1、目的
公認釣りインストタクター制度をさらに推進し、より充実した状態で機能させ、世界的な動向を把握し、今後の活動に資するため、現在の公認釣りインストラクターの中から、指導的役割を果たすべきものを推薦し、その資質を向上させるための、より高度な研修を経たのち公認フィッシングマスターの資格を授与し、今後の公認釣りインストラクター活動の指導的役割を果たさせるものとする。
公認フィッシングマスターは、公認釣りインストラクターの中にあって、指導的な役割を果たすものとする。そのため、公認釣りインストラクターが果たすべき役割を熟知し、活動の指針を研鑽しl、役割を果たすに当たり必要とされる知識を習得するとともに、地方自治体、関係諸機関等との折衝に必要な資格の取得基本知識を養うものとする。
公認フィッシングマスターは、公認釣りインストラクターとして3年以上の経験を有し、その間、インストッラクター活動に対する貢献(活動への参加、報告書の提出等)のあった者のうち、定められた講習を受講し、資格試験を受験してその資格を得た者とする。
受験資格者は、都道府県釣り協、正会員広域団体、都道府県釣りインスタクター連絡機構等の推薦を受けたもの、又は(社)全日本釣り団体協議会公認釣りインストラクター事務局へ提出された活動記録から、受験資格を認められた者とする。
公認フィッシンングマスターになろうとする者は、資格試験受験に先立って講習を受け、適切な知識を身につけなければならない。
主な研修項目
〔イ〕世界の漁業法規について
(国際海洋法の知識と諸外国のライセンス制度等)(60分)
〔ロ〕水産基本法と改正された遊漁船業法について(90分)
〔ハ〕魚類の特性と資源維持・培養について(75分)
〔ニ〕釣りと漁業の調整について(60分)
〔ホ〕環境保全について
(環境保全・生態系保持に関する最近の情勢と釣りとの関係等)(90分)
試験について
ア)論文
受験申込者に対し、あらかじめ幾つかのテーマを提示し、試験開始時に回収する。
イ)筆記試験
講習会の内容から選択式の設問を用意し、所要時間60分程度のものを行なう。
ウ)面接
専門種目別に約10分程度行なう。
公認フィッシング・マスター資格試験に合格し、登録した者は、次の専門種目ごとに設置される部会に所属する。
専門種目は、以下の3種に区分する。
第一種 伝統技術の保存、発展に携わる者
(技術部会)
第二種 環境保全、漁業者との調整、組織の維持等の実務を推進する者
(運営部会)
第三種 指導技術を研究、習得し、公認釣りインストラクターの指導、教育にあたる者
(指導部会)
ただし、第二種、第三種を重複して登録することは差し支えない。
公認フィッシング・マスターは、釣りインストラクター連絡機構本部が開く公認フィッシング・マスター研修会に参加し、活動に必要な知識を習得しなければならない。
2.事業実施主体
社団法人 全日本釣り団体協議会((社)全釣り協)
事業の運営は、釣りインストラクター連絡機構本部(釣りや漁業に関し専門的知識を有する者等で構成)が行なう。
〒102-0083
東京都千代田区麹町6丁目4番地 麹町ハイツ505号室
(TEL)03-3265-4191
(FAX)03-5275-7077
http://www.zenturi-jofi.or.jp/
E-mail : jimukyoku@zenturi-jofi.or.jp
3、平成20年度公認フィッシングマスター受講・受験案内
■受講・受験申し込み 平成20年度12月15日(月)〜平成21年度1月23日(金)
■受講・受験日時 平成21年1月31日(土)〜2月1日(日)2日間
1月31日 11:00〜17:00 受付開始10:30
2月1日 9:00 〜 16:00
■受講・受験場所 ヒューマンアカデミー大阪校
大阪市中央区南船場4−3−2御堂筋ビル10階
■受講・受験費用 20.000円(受講料10.000円+受験料10.000円)
■振込期限 平成21年1月23日(金)
■登録料(合格者) 1.5000円(登録料10.000円+連絡費5.000円)
■受講料・受験料・登録料・連絡費等の振込先
郵便振替口座番号 00140−5−107386
口座名義 社団法人 全日本釣り団体協議会